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「時間単位の料金プラン」を設定して予約を受け付ける際の基本的な情報をまとめました。
インスタベースの料金プランの特徴
- 利用者側でプランを選択する手間は発生しません。利用者が空室カレンダーから選択した日時を元に、システム側で最も安くなる料金プランを自動選択し料金を算出します。
- 定員人数・着席可能人数を超えない範囲であれば、何人の利用でも同一料金となります。
(定員人数・着席可能人数を超える際にオプションとして追加料金を徴収することは可能です) - プラン作成時に最低利用時間を設定いただきます。複数の最低利用時間プランを組み合わせることで、長時間になるほど時間単価を下げるといった運用が可能です。
- 複数のプラン間で時間帯をまたいだ予約はできない仕様です(=1つの予約に対していずれか1つのプランが適用される構造)。
料金プラン設定の具体例
複数のプラン間で時間帯をまたいだ予約ができない仕様のため、設定の仕方によって空室カレンダーの見え方に次のような違いが生まれます。
例A:18時の前後で料金を変えたい
A-1.各時間帯の料金を1つのプラン内に収めたパターン
▼【掲載者画面】作成した料金プラン ▼ 料金プランを元に作成した営業時間の配置イメージ
▼【利用者画面】予約時間を選ぶ空室カレンダー画面
利用者は16:00〜20:00のような18時をまたいだ日時を選択可能です。
A-2.時間帯・料金ごとにプランを分けて作成したパターン
▼【掲載者画面】作成した料金プラン
▼ 料金プランを元に作成した営業時間の配置イメージ
▼【利用者画面】予約日時を選ぶ空室カレンダー画面
18時を境にして料金プランが分かれているため、利用者は18時をまたぐような開始時刻・終了時刻を選択できません。
例B:毎時00分開始の1時間予約のみ受け付けたい(応用編)
複数のプラン間で時間帯をまたいだ予約ができないという仕様を利用し、あえて不連続な営業時刻を複数設定します。これにより、10:00開始を選択した際の選択肢が11:00終了に固定され、規則的な予約受付を行うことが可能です。
※営業時間帯が不連続となる都合上、延長予約や予約時間変更が行えなくなりますのでご注意ください。
※1時間だけでなく2時間や3時間の予約枠を設けたい場合も、最低利用時間を変えながら同じ手法を用いることで毎時00分の開始時刻固定が実現可能です。
▼【掲載者画面】作成した料金プラン
▼ 料金プランを元に作成した営業時間の配置イメージ
▼【利用者画面】予約日時を選ぶ空室カレンダー画面
注意点
料金プランの重複
システム側で料金を自動計算する都合上、同一の最低利用時間で同曜日・同時間帯に複数の料金プランが存在すると、意図しない方の料金が自動適用されるリスクがありますのでご注意ください。
ただし、最低利用時間6時間で9:00〜16:00と11:00〜18:00の2種類の料金プランが存在する場合などは、開始・終了時刻が完全に重複することがないため問題ありません。
重複が |
プランA | プランB |
プラン |
最低利用時間1時間 10:00〜12:00、1,000円/時間 |
最低利用時間1時間 11:00〜13:00、2,000円/時間 |
予約 パターン |
10:00〜11:00、10:00〜11:30、10:00〜12:00 |
11:00〜12:00、11:00〜12:30、11:00〜13:00 |
※「予約パターン」の太字下線部が重複箇所です。
重複が |
プランA | プランB |
プラン |
最低利用時間6時間 9:00〜16:00、3,000円/時間 |
最低利用時間6時間 |
予約 パターン |
9:00〜15:00、9:00〜15:30、9:00〜16:00 |
11:00〜17:00、11:00〜17:30、11:00〜18:00 |
祝日料金の優先仕様
時間単位の料金プランにて「祝日」にも料金を設定した場合、祝日料金は月曜〜日曜の各曜日料金よりも常に優先して適用されます。元の曜日が平日か土日かに関わらず、全祝日が営業日となり祝日料金が適用される仕様です。
以下のようなケースが発生する場合は、別途 利用不可日時の設定 や 特別料金の設定 をご活用ください。
- 定休日と祝日が被って予約受付可能になってしまうケース
- 祝日料金よりも土日料金を優先させたいケース